今年の6月、7月は雨続き、思うように釣りが出来たのは8月以降からだった様な気がする。
出向いた河川は渇水ということはなく、何処も水量が豊富でかなりのウェーディングを強いられることも多かった。
フィッシングベストを着ることはほとんどなく、肩からバックを提げて釣り下ることが多く、バックに水が入り込みホイットレーの中のフライが濡れることもある。
このつまらないブログを読んでくださる諸兄にも経験があろうかと思うが、ウエットフライのクリップが錆びてしまい、肩に掛けられたバックの中で揺さぶられフックの向きやウイングの形が乱れていた。
こんな日は、今年活躍してくれたフライ達にコスメティックをし直して、出番を待つためのアルミの箱の掃除をしてあげようと決めた。
フライ達を全てクリップから外し、錆びた部分は幅の広い精密ドライバーで軽く擦ってやる。相手はアルミ、強く擦ると傷が付くので軽く・・
クリップ部分は光沢のある金属だが、長年の使用で指紋等の曇りもある。
目の前に10年以上も前から使う事の無くなったジッポライターのオイルがあり、それをウエスに付け光沢部分と内部を拭くとかなり綺麗になった。
フライ達の糸を結ぶその「口先」に、クリアや黒、また赤のルージュを引きコスメを施してあげた。
また長きに亘り乱れてきたウイングという「ドレス」も整え、磨き上げたばかりのクリップにそっと整列させた。
艶のある黒や赤、またはグロスのようなクリアな唇からプレスの掛かったドレスまで、すっかり見違えるほど綺麗に変身した彼女達。
今まで釣行後には必ず、ロッドにはワックスを掛け、リールは古いグリス・オイルはふき取り新しいグリス・オイルを注し、ラインはフローティング、シンキングとそれぞれ専用のクリーナーで汚れを落とし、ドレッシングをし、手入れはしてきたが、今回初めてホイットレーとフライの手入れをした。
これで初冬の釣りは色っぽい彼女達と共に・・・準備万端。
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